PSP goのダウンロードゲームがiPhoneのゲームアプリより高い理由

 北米では既に発売され、日本でも2009年11月1日に発売される予定のダウンロードソフト専用のPSP goですが、北米で発売に合わせて「PSP Minis」というジャンルで、低価格でサイズの小さいダウンロードソフトもいくつかリリースされています。

 「PSP Minis」は、PSP goの他、普通のPSPでも利用出来るようになっており、アップルのiPhone/iPod Touch向けのゲームアプリへの対抗と言われていますが、これらのダウンロードゲームは、現在は最低でも5ドル程度の値段になっており、iPhone/iPod Touch向けのゲームアプリよりも最低価格が高くなっています。

 「PSP Minis」のゲームの方が高い理由としては、開発キットの価格の差というものなどもありますが、仮に開発キットの価格の差がなくなったとしてもどうしても生じるコストの差があるそうです。
 それはゲームのレーティングを得るためのコストだそうで、「PSP Minis」でゲームを配信するためにはレーティング審査(北米ではESRB)を受ける必要があり、レーティング審査の必要ないiPhone/iPod Touch向けのゲームアプリと異なり、この部分のコストの差がどうしても生じるそうです。

 北米のESRBのレーティング審査の料金は、2500ドル程度(22万5千円程度、開発費が25万ドル(2250万円程度)以下の場合は800ドル(7万2千円程度))と言われており、このコストも回収する必要があるので、「PSP Minis」では値段をどうしてもiPhone/iPod Touch向けのゲームアプリよりも高くせざるを得ないようで、実際に同じメーカーが発売している同じようなタイトルのゲームでも「PSP Minis」で配信されているものの方が値段が高くなっています。

 なお、ソニーは「PSP Minis」のダウンロードゲームの値段について、他の同じようなソフトと値段を合わせるべきであるという見解を持っているものの、値段を拘束することはしておらず、各メーカーがもっと安く売ることは可能であるとしていますが、実際安く販売するメーカーがないのはこういう理由もあるからだそうです。

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