www.gamememo.com

 

 

 2005年03月22日(火) 

 

PSP ●今のPSPが2/3の性能しか発揮できていない理由

 PCウォッチの記事ですが、PSPチップは実はスペックの2/3のクロックでしか動作していなかったというあまり知られていない事実が掲載されています。

 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0323/kaigai166.htm

・ これまでの公式発表では、PSPのCPUコアの動作周波数はコンフィギュラブルで、最大333MHzで動作するはずだった。しかし、GDCでは、PSPのCPUコアは、現状は222MHzに制約されていると説明された。ちょうどスペックの2/3のクロックに抑えられていることになる。

・ バススピードも、一昨年のスペック発表時の166MHz(帯域から逆算)から最大111MHzへと後退している。

・ 222MHzへのダウングレードは暫定的な仕様で、将来的には333MHzに引き上げる可能性があると示唆している。

・ SCEAは、222MHzに制限されている理由を細かくは説明しなかった。しかし、この仕様変更が省電力のコーナーで説明されていることからもわかるように、低周波数化は電力節減のためであるのは明らかだ。

・ PSPは、222MHzの現状で、1,800mAhのリチウムイオンバッテリで4〜6時間の動作と、ゲーム機として快適に使うにはギリギリのラインだ。そのため、CPU周波数をこれ以上上げて消費電力を増やして、バッテリ駆動時間を削ることができなかったと推測される。現状の半導体技術での現実解は、333MHzではなく222MHzだったようだ。

・ 222MHzロックは、ソフトウェア開発にもある程度の影響を与える。例えば、333MHzまでの周波数が利用できるようになった時点で、フルCPUクロックを使う負荷の高いソフトウェアを作った場合には、222MHzの現行機種との互換性が問題になるケースが出てくる可能性はある。しかし、ポジティブに見ると、PSPはスペック的にはまだパフォーマンスを向上させる余地があることになる。

・ PSPのメインメモリについては、PSPのスペックの最終すりあわせの段階で、かなりの軋轢があったという。

・ 最終的にはSCEI側がゲームデベロッパ側に、望ましいメモリ量についての意見を聴取。32MBという意見が圧倒的に多かったため、256MbitのDDRメモリを外付けにして32MBメインメモリを実現したという経緯がある。

・ ゲームデベロッパ側が32MBを望んだのは、32MBメモリのPS2からの移植を容易にしたかったためだ。だが、実際にはOSカーネルが8MBを占有するため、32MBをほぼフリーに使えたPS2のようにはメモリは使えない。もっとも、PS2ではデベロッパ側で用意しなければならなかったモジュールは、ある程度はOS側にあるため、ソフトウェアによってはメモリ必要量がPS2よりも減る。

 

 

 

 


●--    HOME    --●

www.gamememo.com